ソフトウェアテスト

コアフューテックの第三者検証

私たちはソフト開発プロジェクトの伴走者です

1983年創業のコアフューテックは、40年以上にわたりソフトウェア検証の分野で信頼と実績を築いてきました。ISTQBプラチナ・パートナーとしての国際的な認定を持つばかりでなく、独自の「コアフューテック基準」による、より実践的なテストスキームを共有し、プロジェクトごとに最適な高品質のソリューションを提供しています。ソフトウェア開発の善き伴奏者として、時代のニーズに応じて進化し続け、ソフトウェアの品質とセキュリティを最上位に保ちましょう。

私たちはソフト開発プロジェクトの伴走者です

主なソフトウェアテストの対応分野

多岐にわたる領域でのソフトウェアの評価と検証サービスを提供し、お客様のニーズに幅広く応えています。

オフィス機器ファームウェア

プリンタやその他オフィス機器のファームウェアテストは、デバイスの持続的な機能性と信頼性を高め、開発業務の効率化に不可欠です。これにより、安定したパフォーマンスとともに顧客満足度を高めることができます。

オフィス機器 プリンタファームウェア

通信・ 医療システム

通信と医療系システムのテストは、安全と健康を守るための高い信頼性と精度が要求されます。

アプリ・パッケージソフトウェア

配信アプリやパッケージソフトのテストは、広範な使用シナリオを想定し、多角的な検証をします。

自動車技術関連システム

車載技術システムのソフトウェアテストでは、機能性や安全性を確保する厳密な検証が行われます。

業務系システム

各種業務系システムのテストでは、効率性、信頼性とともに、ユーザビリティを重視します。

コンシューマ向け製品

一般消費者向け製品においては、ユーザー体験の最適化と製品の堅牢性を中心に検証を行います。

社会インフラ

社会インフラのソフトウェア検証で、システムの安定を確保し、継続的な維持管理に貢献します。

世界標準の検証技術と独自の技術基準

コアフューテックは、継続的な社内教育を通じて技術力を高め、多くの有資格者が検証に関する技術の最新情報を共有しています。ISTQBプラチナ・パートナーとして世界標準のテスト技術保有者に加えて、独自の「コアフューテック基準」を採用し、効率的で確実なテストデザインを実現。これにより、各プロジェクトに最適なソリューションを提供し、品質保証に貢献します。

世界基準のソフトウェアテスト認定機関ISTQB(International Software Testing Qualifications Board、日本ではJSTQB)から、プラチナ・パートナーの認定
<社員の主な取得資格>
  • JSTQBテスト技術者資格認定 Foundation Level (2年目以上社員の70%が取得)
  • JSTQBテスト技術者資格認定 Advanced Level
  • 情報セキュリティスペシャリスト
  • ネットワークスペシャリスト
  • データベーススペシャリスト
  • 応用情報技術者
  • 基本情報処理技術者
  • 初級システムアドミニストレータ
  • ITパスポート

ソフトウェアテストの問題を解決

ソフトウェア開発は現代社会において必要不可欠な分野です。私たちが使うスマートフォンやパソコン、さらには家電製品に至るまで、あらゆる製品にソフトウェアが組み込まれています。これらの製品の安全性と信頼性を保証するため、開発過程における様々なテストがますます重要となります。コアフューテックではソフトウェア開発の効率を上げる各種のソフトウェアテストにご対応します。

ソフトウェアテストの対応種類

ソフトウェアテストを分類別にご紹介します。

工程による分類

[ 単体テスト ]

単体テストでは、ソフトウェアの基本要素である各モジュールの動作を検証します。これは、プログラムの最小単位を確認する工程で、ユニットテストとも称されます。

[ 結合テスト ]

個別にテストされたモジュールを組み合わせ、その連携を検証します。これは、複数の部分が一緒に動作するかを確認する工程で、単体テストの次に行われます。

[ システムテスト ]

システムテストは、開発の最終段階で行われ、すべてのモジュールがハードウェアやミドルウェアと統合された状態で実施します。このテストでは、システムが仕様に沿って正しく機能するか、性能が十分かを包括的に検証します。また、各テスト工程をさらに詳細なフェーズに分けることもあります。

品質による分類

[ 機能テスト ]

機能テストでは、入力に対する正確な実行結果を確認し、目的を達成しているかを検証します。

[ 性能テスト ]

性能テストは、システムの速度と限界を測定し、目標性能を達成しているかを確認します。

[ 負荷テスト ]

負荷テストは、システムの耐負荷能力と運用時の限界を見極めるために測定し、検証します。

[ ユーザビリティテスト ]

ユーザビリティテストは、使用者の視点から「使いやすさ」や「アクセシビリティ」を評価します。

セキュリティテスト ]

セキュリティテストでは、リスクを予測し、ソフトウェアの脆弱性を検証して、データ漏洩や外部攻撃に対する耐性を確認します。

実行方法による分類

[ 動的テスト ]

動的テストは、システムを実行し、その動作の正確さを検証する手法です。

[ 静的テスト ]

静的テストでは、プログラムを実行せず、コードレビューや静的解析で検証します。

技法による分類

[ ブラックボックステスト ]

ブラックボックステストは、内部処理を考慮せずに仕様などからテストすべき項目を洗い出し、入力と結果の整合性を見ていく技法です。

[ ホワイトボックステスト ]

ホワイトボックステストは、プログラム内部の処理順序や構造を詳細に検証する技法です。

【参考文献】『ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation 第4版』

効果的なソフトウェアテストのために

第三者検証において、品質確保のために効果的なソフトウェア検証を行うためには、各ソフトウェアテストの目的を理解し、適切な工夫とテクニックを選定しておくことが必要です。ご提供するサービスのノウハウを積み重ねているからこそ、ヒアリングの段階から意識して取り組んでいます。

検証プロセスは事前に決定する

ソフトウェアテストの実施には明確なプロセスの定義が不可欠です。作業の順序、作成される成果物、レビューの担当者とタイミング、評価観点を事前に決定し、それに基づいて行動することで、作業と成果物の品質を向上させます。特に、テストではこのプロセスが観点の漏れを防ぎ、品質保証に重要な役割を果たします。

検証する種類と範囲の明確化

テスト範囲は厳密に定義されていないため、重複を避ける効率的なアプローチが重要です。例えば、単体テストで確認した内容を統合テストで再度検証することは非効率的です。機能テストと性能テストを一緒に行うことも可能ですが、性能に特化した別のテストでより深い検証を行うことが望ましいです。

テスト管理の重要性

テスト管理はテストの実行と同等に重要になります。テスト管理では、作業の進行状況を監視し、結果を分析・評価して次の開発にフィードバックを行います。また、テスト実施者は「バグ管理」にも積極的に関与します。これにはバグの追跡、報告、およびそのステータスの管理が含まれ、テストの品質向上に寄与します。

ソフトウェアテストの自動化

テスト作業では繰り返し行う作業が多いため、適切なツールの使用で効率を上げることができます。ツールは、人手では困難な高負荷テストなども可能にします。効果的なツールの活用は作業効率を向上させますが、ツールに過度に依存すると十分なテストができず、時には逆効果になる場合もあるため、適切なバランスが重要です。

バグ管理で深部の検証を

バグ管理では、発見されたバグがどのテストケースから発見されたか、そのバグの要因などの詳細を記録し、他の類似バグの特定に役立てます。これらの情報を共有することで、バグ発生のパターンを認識でき、再発を防ぎ、検証プロセスを改善することも可能です。こうした詳細な記録と分析は、ソフトウェア品質の向上に直接寄与します。

是非、各テスト段階でこれらのテクニックを活用し、効率と効果を兼ね備えたソフトウェアテストを実現しましょう。各段階での適切なテスト選定は、検証プロセス全体の最適化となり、より良い結果をもたらします。